災害時の障がい者の死亡率は健常者の約2倍…!緊急時の情報発信どうしますか?

鹿児島の桜島の噴火をはじめ、全国的に大雨による水害や頻繁な地震など天災が非常に多いように感じるこの頃。
「日本…大丈夫?」と心配になっている方は私だけではないはず。

 

日本初の「ブロガー議員」としてご活躍の、おときた駿(東京都議会議員/北区選出)氏のブログにてこんな一言を目にしました。

 

「災害発生時の障がい者の死亡率は、健常者より圧倒的に高い」

 

最近だと、9月1日の防災の日に東京都内にて防災に備えるための冊子を同梱したキット「東京防災」の配布がスタートしました。

この「東京防災」のホームページ、東京都民ならずとも絶対にチェックしておくべき!
とネットでも大変話題になっている“ガチで役に立つ”災害への備えが掲載されています。
(まだご覧になられていない方は是非!>>東京防災 ホームページ

 

非常食や避難所の確認など、万が一の時のために備えている方も多いかもしれません。

 

…そして
「走ってあそこへ逃げよう」とか
「大声で叫んで家族に知らせよう」とか
一度くらい想像した事があるかもしれません。

 

…でもその想像
日常的に障がい者との関わりのない方のものなのでは??

 

災害時の情報のほとんどは「音」で得られるものです。
私のiPhoneも地震時には驚くほど大きな音が鳴ります。
電車トラブル時の駅の構内放送も同じく「音」。

 

こういった場合、聴覚障がい者の方々は完全に情報の外に置かれる事に…。

 

今回、私たち「ひふみよベース 紫原」の開所記念講演としてお招きする、斉藤りえ先生(聴覚障がい者)の部屋では 「赤・青・黄」の3種類のランプが室内に設置され、色の組み合わせで様々な情報伝達ができる仕組みが採用されているんだそうです!

 

人ごとではない災害被害。
もう少し目線を変えて想像してみてもいいかもしれません!