鹿児島市内も春の陽気に包まれ、日中は20度を超える日も増えてきました。街路樹の新芽や、やわらかな日差しに「春が来たなぁ」と感じる毎日ですね。
ひふみよベース天文館には、通所して活動しているメンバーさんに加えて、ご自宅でお仕事に取り組む在宅ワークのメンバーさんも多くいらっしゃいます。
たとえば、
「人との関わりに緊張してしまうので、まずは自宅から始めたい」
「公共交通機関の利用はパニックになりやすいので、徐々に外出に慣れていきたい」
など、在宅という選択肢を選ばれる理由は人それぞれです。
今回は、実際に在宅で働くとあるメンバーさんの1日に密着しながら、ひふみよベース天文館ならではの「チャットでのつながり方」やメンバーさんが実践する「気分転換のコツ」もあわせてご紹介します!
メンバーAさんのとある1日(20代:リサーチ&軽作業・オンライン受講)
7:30|起床&朝のリズム作り
お気に入りのコーヒーを淹れて、朝の時間をゆっくりスタート。在宅就労を始める前は昼近くまで寝ていたそうですが、少しずつリズムが整ってきたとのこと。無理なく続けること、そして不調の時はしっかり休むことが、長く働くコツだと話してくれました。
10:00|チャットで「開始」の報告
「おはようございます!体調は少し頭痛がありますが、今日もよろしくお願いします」
「昨日のリサーチの続きと、オンライン講座の続きをやってみますね」

絵文字を使用しながらコミュニケーション
メンバーさんとは、通所や訪問の他、電話やビデオ通話に加え、チャットツールで日々やりとりをしています。仕事のやりとりはもちろん、ちょっとした雑談も大切なコミュニケーション。チャットでは、絵文字やスタンプを交えたやりとりもあり、気軽で温かな雰囲気です。在宅でも「ひとりじゃない」と感じられるよう、スタッフとのやりとりを大切にしています。
~12:00|集中タイム
「BGMを流して集中モードに入ります!」
Aさんはリサーチや軽作業を担当。チャットを通じて、スタッフからのフィードバックを受けながら改善に取り組んでいます。
12:00~13:00|昼休憩&リフレッシュ
「ベランダに出てストレッチしてきました!」
「ちょっと肩がこったので、横になって休みます」
「お気に入りのラジオ番組を聴いて気分転換してます♪」
在宅ワークでは“オン・オフの切り替え”がとても大切です。
特に、集中しすぎて疲れてしまいやすい方からは「どんなふうに休憩すればいいですか?」というご相談もよくあります。
各メンバーさんの気分転換法をご紹介
以下はメンバーさんたちの気分転換法の一例です。
・アラームをセットして定期的に休憩
・好きなアニメのオープニングだけ観る
・簡単な料理で五感を刺激する
・お気に入りの香りでリフレッシュ
・ご家族やグループホームの仲間と会話する などなど。
それぞれ工夫しながら、上手にリフレッシュしています。
スタッフからも、過集中気味の方には「ちょっと休みましょうか」と声をかけています。

過集中かな?という方へは休憩の促し
13:00~15:00|午後の作業&退勤のちょこっと雑談
「本日もおつかれさまでした!」
「家の近くの桜が咲き始めてますよ〜」
「この前観た映画、おすすめです!」

おすすめの音楽の話題など
作業が終わったあとは、自然と雑談が生まれるチャットの空間。
在宅であっても、誰かとゆるやかにつながっていることが、安心感や“居場所”につながっていればいいなと、私たちスタッフは願っています。
ご自宅訪問でのサポートも行っています
ひふみよベースでは、「ひとりひとりの働きやすさ」を大切にしています。毎日の通所が難しい在宅就労のメンバーさんへは、スタッフがご自宅を訪問し、作業の相談やフォローを行うことも可能です。

ご自宅訪問へGO!
在宅だからこそできる働き方、在宅でも感じられるつながり。
これからも、安心してご自身のペースで働ける環境づくりを、スタッフみんなで支えていきます。
「私でも働けるのかな?」
そんな不安や疑問がある方も、まずはお気軽に鹿児島市内3か所にある 「ひふみよベース®️(紫原・荒田・天文館)」そして、曽於郡大崎町にある「ひふみよベースファーム大崎」へご相談ください。あなたに合った“はたらくカタチ”を、一緒に考えていきましょう!