こんにちは、ひふみよベース天文館です。新緑がまぶしく、街中には初夏の陽気が広がる季節となりました。ゴールデンウィークも終わり、鹿児島市内は少し落ち着きを取り戻したように感じます。先日、南九州市方面にお住まいの在宅就労のメンバーさんのご自宅を訪問してきました。ご本人からは「遠いところまで来ていただき、ありがとうございます」と、お言葉をいただきましたが、私たちにとってはこうして顔を合わせる時間を作れることが何より大切だと感じています。訪問で伺うことで、実際のワーク作業の様子を確認できるだけでなく、お互いの近況をゆっくり話したり、ちょっとした雑談を交えたり。直接会うことで感じ取れることもたくさんあります。
道中はアイデアを生み出すインプットタイム
鹿児島市内からの道中、車窓に広がるのどかな景色に自然と気持ちもほぐれます。

ふと出会った歴史ある風景
途中、「清水磨崖仏」や「かわなべ歴史の道」の案内板を見かけ、歴史ある土地の空気を感じたり、南九州市のキャラクター「お茶むらい」が描かれたかわいい自販機に思わず立ち止まったり。

南九州市のご当地キャラクター「お茶むらい」発見!
訪問がメインですが、その道中で出会うこうした風景が、これからの生産活動のヒントになったりします。フィールドに出る重要性を感じる瞬間です。
安心できる距離でのつながり
在宅就労のメンバーさんの中には、外出や人との関わりに不安を感じる方もいらっしゃいます。それでも、誰かとちゃんとつながっていたい、コミュニケーションは大切にしたい、という思いを持たれている方も多くいらっしゃいます。テキストやビデオ通話では、うまく意向を伝えるのが難しいと感じる方もいらっしゃいますが、対面でお会いすると、話しやすさを感じたり、テキストでは伝えられなかった思いがお互いにやりとりできることも多いので、できるだけ対面することを重視しています。
在宅就労については、過去のブログでも解説しています。

近年、クラウドサービスの普及・ツールの進歩によりリモートワークが広く認知されるようになり、多くの企業が柔軟な働き方を採用し始めています。 これは、障害をお持ちの方の就労の場「就労継続支援B型」や「A型」などでも同様です。 前回のBASE LOGでも少し触れましたが、「リモートワーク=在宅...
ひふみよベース天文館では在宅就労のメンバーさんが多く在籍しています。スタッフ一同、メンバーさんと伴走することを心がけ、これからもより良いサポーターでありたいと思います!