巳年に寄せる願いと水耕栽培がつむぐ未来

新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆さま、お正月はいかがお過ごしでしたか?

今年は巳年です。巳(み・へび)は脱皮を繰り返し成長することから、「新しい自分に生まれ変わる」「復活と再生」を象徴する年とも言われています。

私たち「ひふみよ株式会社」の今年のテーマは「深化」です。
物事を深く理解し、認識を深め、新たなステージへと進む――その歩みを皆さまとともに築いていければと願っています。

新年の始まりに寄せて

就労継続支援B型「ひふみよベース荒田」は、日々の活動を通じて、この「深化」というテーマに挑んでいきます。その象徴のひとつが、荒田八幡様の斜向かいに位置する水耕栽培室です。ここでは、訪れる方々や子どもたちとの温かな交流が日常となり、心癒されるひとときが広がっています。

荒田八幡と市電に面した事業所の水耕栽培室

毎朝、近隣の保育園の幼児たちが散歩コースとして通り、水耕室をガラス越しに覗き込む姿は、私たちにとって元気の源でもあります。こうした日々の小さな交流が、子どもたちの心に未来を育む記憶として刻まれることを願っています。

深化する水耕栽培の技術と心

水耕栽培室のドアを開けると、心地よい水音に迎えられ、鮮やかな緑が目に飛び込んできます。バジル、エゴマ、サンチュ、水菜、ベビーレタス、さらには新しいチャレンジとしてニンニクといった個性豊かな野菜たちが育っています。どの野菜も、農薬を一切使用せず、生食でも安心な衛生環境で栽培されています。徹底した温度管理のもと、野菜たちは元気いっぱいに成長しています。

新たなチャレンジ「ニンニクの栽培」も

さらに、水耕栽培室では音楽の力にも注目しています。穏やかな音楽が野菜の成長にどのような影響を与えるのか、いつかジャンルごとに実験してみたいと考えています。この日々のワーク作業を通じて、メンバーさんもスタッフも癒やされ、心が深まる感覚を味わっています。

深化から広がる未来への一歩

ひふみよベース荒田の活動は、メンバーさんたちの力で次のステージへ進んでいます。水耕栽培室で育てた野菜は、騎射場にある「ちゃぶや咖喱堂」で提供され、多くのお客様に喜ばれています。また、昨年の辰年には、多くのイベントやメディアで活動が取り上げられ、地域に広がりを見せました。これはすべて、メンバーさんやスタッフが一丸となり「深化」を続けた結果だと感じています。

新しい年も、日々努力を積み重ね、地域や社会とのつながりをさらに深めてまいります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。新年から見学などもお問い合わせ頂いております。まずは、お気軽に見学へお越しください!

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