6年ぶりの鹿児島開催!「JC-NET ジョブコーチセミナーin鹿児島」に参加してまいりました!
鹿児島アリーナ前、メンタルホスピタル鹿児島 いちょうの樹(旧 横山病院)にて行われた「JC-NETジョブコーチセミナーin鹿児島」に参加して参りました!
鹿児島での開催は今回でなんと6年ぶり!
という、貴重な講演会。
「鹿児島障害者支援ネットワーク」と「ジョブコーチ・ネットワーク(JC-NET)」主催の講演会です。
10/31のハロウィンという事もあり、お隣の鹿児島看護専門学校ではハロウィンパーティを開催しておりました^^
(朝から準備をする”進○の巨人”らしき職員に遭遇…!)
↑ さすが看護学校、学園祭で血圧検査が!w
さらに鹿児島国民文化祭(国文祭)初日。
鹿児島アリーナで行われた開会式には、皇太子ご夫妻もご臨席された事から周辺は終日大勢の人で賑わっておりました!
via 産経ニュース
ちなみに、ジョブコーチとは…
「ジョブコーチ」とは、「職場適応援助者」の別称で、障がい者が一般の職場で就労するにあたり、障がい者・事業主および当該障がい者の家族に対して障がい者の職場適応に向けたきめ細かな人的支援を提供する専門職を指します。via コトバンク
障がい者が職場に適応できるよう、支援計画に基づきジョブコーチが職場に出向いて直接支援を行います。
企業の従業員に対しても、障がい者の職場適応に必要な助言を行ったり職務の再設計や職場環境の改善も提案しているんです!
「企業で働く障がい者」と「障がい者を雇用する企業」の双方を平等に支援するというのが”ジョブコーチ”なんです^^
午前は、
・広島県発達障害者支援センター長、西村浩二氏による「発達障害のある方の就労支援」。
・(株)西鉄ウィルアクトの樂満慶子氏による「企業での就労支援」。
といった、鹿児島県外の講師から具体的な支援の実践内容、最近の就労支援について学びました!
ADHD、自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群などといった発達障害をお持ちの方の強み・特性を活かした就労の可能性を前向きに感じる事ができ、とても充実した内容でした!
特例子会社でもある西鉄ウィルアクトさんは、西鉄グループの福利厚生関連の事務や印刷・情報処理業務を通じて障がいをお持ちの方の社会参加、自立支援をサポートしている企業さま。
社員ひとりひとりの自立を積極的にサポートされており、それぞれの障害に問わず個人として接している様子が印象的でした!
via ウィルアクト
障がいを持っているからいって特別に意識する事なく上司として社会人として接する日々は、働いている社員ひとりひとりの自立への近道なのかもしれません^^
実際にウィルアクトさんで働く障がいをお持ちの方が”仕事を通じて学んだ事”として「人との出会いで成長できた」「自分も誰かとつながっていることがわかった」「お客様の役にたった」などの感想を挙げているところも印象的でした!
平成28年4月の障害者雇用促進法の施行に伴い、こういった素晴らしい企業さんがますます増えると良いですね^^
ちなみに昼食は「キッチン おひとつや」さんのお弁当でした!
(おいしい!!!♡)
午後からは、
基礎的なジョブコーチのノウハウを4つのプロセスに沿って学びました。
1)ジョブコーチとは
2)アセスメントからジョブマッチング
3)職場における集中支援
4)フェイディングとフォローアップ
福岡市障がい者就労支援センターの石井浩明氏のお話によると、福岡市内では初めて就労移行支援事業所の数を就労継続支援A型事業所(雇用型)が上回ったとの事。
そして近年、多くのジョブコーチが在籍する福岡市障がい者就労支援センターへは、「難病」を抱える方・や事故等による「記憶障害」がある方の就労相談が増えているとの事でした。
社会福祉法人 敬和会の川内崇司氏のお話では、アセスメントによって得られた情報の共通理解の大切さを改めて認識。
障がいをお持ちの方を雇用する”企業側のセミナー参加”も年々増加傾向にあり、最適なアセスメントとお仕事のマッチングをはじめ、質の高い就労支援について改めて考えさせられるきっかけとなりました!
ひふみよベース紫原スタッフ一同、大変勉強になった一日となりました!