のびのびと「好き」を表現!ひふみよベース紫原での後期実習

こんにちは!ひふみよベース紫原です。10月に入り、朝夕の風が心地よい季節となりましたね。どこからか金犀の甘い香りがすると、本格的な秋の訪れを感じます。さて、ひふみよベース紫原では、6月の前期実習に引き続き、9月22日から10月3日までの約2週間、特別支援学校の後期実習の場として、3名の生徒さんたちをお迎えしました!

実習が始まった初日。新しい環境に足を踏み入れる時は、誰だって少し緊張してしまうものだと思います。ですが、今回参加してくれた3名の生徒さんたちは、初日からとてもリラックスした様子で過ごしてくれました。それぞれが慣れた様子ですぐに準備を始めたり、自らスタッフや他のメンバーさんに笑顔で話しかけたりする姿が見られました。

生徒さんたちの、その明るく落ち着いた姿が、事業所全体をいつも以上に賑やかで、活気のある雰囲気にしてくれました。

のびのびと、創作の世界へ

今回の実習でも、メインの活動はイラスト制作です。自分の好きなキャラクターを描く時も、事業所から依頼したテーマでのイラストに取り組む時も、誰もが自分の世界に深く没頭していました。ぐっと集中する時間、ほっと一息つく時間、その両方を大切にしながら、皆さん夢中になって素敵な作品を生み出していました。

手描きで制作にチャレンジ

パソコンで制作にチャレンジ!

もちろん、長い時間を一緒に過ごす中では、気持ちがちょっぴり晴れない日もあります。

そんな時、ある生徒さんは、苦手だと感じることと向き合った上で、ご自身の言葉で、その気持ちをスタッフに伝えてくれました。
それは、ご本人にとって、とても勇気のいる行動だったと思います。ひふみよベース紫原は、創作活動に打ち込むだけでなく、そうして一人ひとりが自分の気持ちを安心して言葉にできる場所でありたいと願っています。

そして実習の後半には、この実習の記念となる缶バッジ製作を行いました。ご自身で描いた、お気に入りのアーティストをテーマにしたイラストを使用して、世界に一つだけのオリジナル缶バッジを作りました!

機械を操作して作成していきます。

初めて見る機械にも臆することなく、終始ニコニコと楽しそうに取り組んでくれました。ご自身の手で描いた一枚の絵が、特別なグッズとして形になった瞬間、「できた〜!」と、とびきりの笑顔で声を上げてくれました。そして、完成したばかりの缶バッジを、誇らしげに周りのスタッフやメンバーさんに見せてくれました。

安心して「自分らしく」いられる場所

あっという間に過ぎた2週間の後期実習も、無事に締めくくりの時を迎えました。生徒さん一人ひとりが、この場所で何か少しでも心に残るものを見つけてくれていたら、何より嬉しく思います。

好きなことや得意なことを、焦らず自分のペース

「好きなことや得意なことを、焦らず自分のペースで形にしたい」

そう感じている方はぜひ、ひふみよベースのゆったりとした雰囲気を確かめに来てみませんか?ひふみよベース紫原では、見学をいつでも歓迎しています。お気軽にお問い合わせください!

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