今年も鹿児島県でホップが採れた!大崎産ホップ収穫のご報告

2025年7月31日(木)、太陽がギラギラと照りつける一日、ついにホップの収穫を行いました!昨年の収穫は8月21日だったため、今年は約一ヶ月弱早い時期の収穫となります。そんな今年の収穫の様子を少しだけお伝えします。

今年植えたホップをご紹介

まずは、今年新たに仲間入りしたホップの品種をご紹介します。

カスケード(アメリカ)
アメリカで最もポピュラーなホップの一つ。柑橘系の爽やかな香りが特徴で、ビールにフルーティな風味を加えます。イギリスの伝統的なイングリッシュホップ「ファッグル」を改良した品種です。

タホマ(アメリカ)
2013年、ワシントン州立大学から誕生した品種。低苦味で飲みやすく、カスケードに似たシトラスの香りを持ちます。

チヌーク(アメリカ)
ペサムゴールディングスなどとの交配種。グレープフルーツのような柑橘系、松樹脂のような香り、スパイシーさも感じられる、個性的な芳香が魅力です。

ハラタウ(ドイツ)
ドイツ・ハラタウ地方の代表的な伝統品種。ノーブルホップとも呼ばれ、すっきりとした苦みとともに、花やスパイスのような香りが感じられます。ドイツラガーに多く使われる、心地よい苦みのホップです。

いざ、収穫!

ホップ収穫の様子

当日は、スタッフ2名とメンバーさん6名の計8名でホップの収穫へ向かいました。

その中には、ホップの収穫が初めてのメンバーさんが多く、スタッフのレクチャーを受けてから取り組んでもらいます。序盤は、カスケード・タホマ・チヌーク・ハラタウの4種類をそれぞれ2人ずつ配置して収穫を進めていきました。

思うように収穫できていなかったメンバーさんも時間が経つにつれて、徐々に速いペースで収穫できるようになっていました。また、高い所に実が生っている部分は、身長の高いメンバーさんに依頼するなど、メンバー間で連携を図りながら進められていました。

一粒一粒丁寧に収穫していきます。

カスケードは、量も多く、取り頃の大きさに生育していたのですが、その他の品種はまだ成長しきっていない実が多く見受けられました。ホップを収穫する中で、高い所に生るにつれてホップの実が大きくなっていました。

ホップを育てだして初の事件!正体不明の害虫が現れた!

収穫を始めてからしばらくして、あるメンバーさんがホップの葉の裏に虫がいることを発見しました。それが少しではなく、あちらこちらで見られました。見た目はイモ虫であったのですが、虫の詳細までは分からずじまいでした。

※虫が苦手な人は閲覧注意!

正体不明な虫…

去年までは、ホップの収穫時に害虫がいたことは無かった為、初の出来事でありました。そこで、ホップを収穫した次の日に、虫取りへ行きました。来年から害虫対策にも気を付けます。

収穫結果と今後の楽しみ!

たくさんのホップが収穫できました!ホップはクラフトビール醸造所「ひふみよブリューイング」に託して美味しいクラフトビールに生まれかわります!仕上がりが楽しみですね。

とったど~!暑い中、お疲れさまでした!

暑い日が続く中、メンバーさんは熱中症に気をつけながら、室内外の活動を交えつつ、「働く」「居場所作り」に日々取り組んでいます。ひふみよベースファーム大崎では、さまざまな取り組みを行っています。興味のある方はいつでもお気軽にご連絡・ご相談ください!

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