こんにちは!ひふみよベース大崎です。みなさんは、「マコモダケ」という野菜をご存知ですか? タケノコのような、アスパラガスのような…不思議で美味しいこの野菜が今、大崎町の未来を拓く鍵になろうとしています。
今回は、ひふみよベース大崎も深く関わっている、ワクワクするような地域プロジェクト「耕作放棄地におけるマコモの生産実証」についてご紹介します!
地域を元気にする「大崎町モデル」とは?
現在、大崎町では「元気な地域創出モデル支援事業」という大きなプロジェクトが動いています。 少し難しい名前ですが、簡単に言うと「今ある地域の悩み(課題)を解決して、みんなが元気になれる新しい仕組みを作ろう!」という国の支援を受けた取り組みです。
※南日本新聞でも取り上げられました!(2025年11月)大崎町が目指しているのは、以下の3つのポイント。
- デジタル活用: 営農活動の効率化や、買い物支援などの生活サポートへのデジタル技術の導入
- チーム作り: 複数の集落の機能を補完する「農村型地域運営組織(RMO)」の形成支援
- ビジネス創出: 地域資源を活用した農産物の販売促進や新たなビジネス創出
この一環としてスタートしたのが、今回の「耕作放棄地におけるマコモの生産実証」なんです。
農家さんの高齢化などで増えている「耕作放棄地(使われなくなった田畑)」。これをなんとか再生できないか? そこで白羽の矢が立ったのが、イネ科の植物「マコモ(真菰)」でした。

成長が早いマコモ
プロジェクトの概要
- 場所: 大崎町永吉地区の休耕田(約1反)
- 目的: 使われていない田んぼを再生し、収益性の高い「マコモ」を育てる!
- 期間: 令和6年度〜令和8年度の3カ年計画
令和7年(2025年)5月には、約1000本ものマコモの苗を植え付けました。 でも、ただ植えるだけではありません。このプロジェクトには、大崎町ならではの「3つのすごい特徴」があるんです。
特徴1 「農福連携」でみんなに活躍の場を
マコモの管理作業などは、B型支援事業所(福祉サービス事業所)と連携して行っています。障がいのある方もない方も、協力して農業に取り組むことで、新しい雇用の創出や社会参加につながっています。
特徴2 リサイクル率日本一の「有機たい肥」
大崎町といえば、リサイクル率日本一! 町民の皆さんが分別した生ごみから作られた、栄養満点の「有機たい肥」を畑に使用しています。化学肥料や農薬を使わない、環境にやさしい循環型農業です。
特徴3 育てやすく、売れる「マコモダケ」
マコモは水田(休耕田)との相性が良く、比較的育てやすい植物です。そして何より、秋に収穫できる「マコモダケ」は市場価値が高く、農地の収益アップが期待されています。

マコモダケ、はじめてみました!
このプロジェクトは、耕作放棄地の解消、ごみリサイクルの推進、そして福祉分野との連携を組み合わせた、大崎町ならではの多角的な地域づくりとして進められています。 (※マコモの前に、同年2月より実山椒の試験栽培も!)
知らないと損!万能食材「マコモダケ」の魅力
「そもそもマコモダケって美味しいの?」と思った方、めちゃくちゃ美味しいです! 見た目は太いネギやタケノコのようですが、クセがなく、どんな料理にも合う万能選手なんです。
- 食感: シャキシャキとした心地よい歯ごたえ(タケノコやアスパラに似ています)
- 味: ほのかな甘みがあり、えぐみはほとんどナシ。ヤングコーンのような優しい風味です。
- 栄養: 食物繊維やカリウムが豊富!むくみ予防や腸活にも嬉しい、低カロリーな健康野菜です。
おすすめの食べ方 一番のオススメは、シンプルに「素焼き」や「ソテー」! 油との相性が抜群なので、天ぷらや炒め物、中華料理にも最高です。アク抜き不要でサッと使えるのも主婦の味方ですね。
初収穫!未来への第一歩
先日、実証圃場にてマコモダケの収穫作業を行いました。

みんなで収穫!
根元のふくらんだ白い部分を狙って、鎌で一気に刈り取ります! 実証初年度ということもあり、「食べごろサイズ」を見分けるのに少し苦労しましたが、無事に最初の収穫を迎えることができました。

豊作でした!
自分たちの手で育てた作物を収穫する喜びはひとしおです。
今回の収穫データを元に、もっと効率的な栽培方法を確立し、大崎町の耕作放棄地が「宝の畑」へと生まれ変わるモデルケースを作っていきたいと思います。
ひふみよベースファーム大崎では、こうした地域創生プロジェクトをはじめ、農業を通じた多様な取り組みを行っています。
「マコモダケを食べてみたい!」 「農福連携の取り組みに興味がある」 「一緒に活動してみたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご連絡・ご相談ください。 私たちと一緒に、大崎町の新しい農業のカタチを作っていきましょう!



