こんにちは、ひふみよベース天文館です。梅雨空が続く季節となりました。雨に濡れた紫陽花が色鮮やかに咲き、街の景色にも初夏の訪れを感じます。
今回は、普段は在宅就労を中心に活動されているメンバーさんが、スタッフと一緒に買い物や郵便ポストへの投函に挑戦した様子をご紹介します。
タッチパネル注文に挑戦!
先日、事業所へ通所されたタイミングでスタッフから急遽お声掛けをし、買い物や郵便ポストへの投函を体験していただきました。
将来的な自立を目標に日々取り組まれているメンバーさん。以前は「お店で店員さんとやり取りするのは少し緊張する」と話されていたこともあり、今回はスタッフの買い物をお手伝いいただく形で、タッチパネル注文のファーストフード店を利用してみました。
最初は少し緊張した様子も見られましたが、実際に操作を始めると、初めてとは思えないほどスムーズでした。もともとプログラミングやゲームがお好きで、普段からパソコンやデジタル機器の操作にも親しまれていることもあり、タッチパネルの注文画面も迷うことなく操作されていました。

さくっと注文、番号札で受け取り!
商品を選び、支払いを済ませ、あとは番号が呼ばれたら受け取りに行くだけです。店員さんとのやり取りも最小限で済むため、安心して利用できたようでした。
体験後には、「これならできそうです」と前向きな感想を聞くことができました!「一人でやってみたい」という気持ちが生まれたことは、とても大きな一歩です。
郵便ポストへの投函も久々に体験
買い物の後は、郵便ポストへの投函も行いました。ポストへの投函自体はこれまでにも経験されたことがあるそうですが、最近はあまり行う機会がなかったとのこと。久しぶりの実践となりましたが、落ち着いて取り組むことができました。
一度経験したことでも、実際に繰り返し行うことで自信につながります。こうした日常生活の中での小さな成功体験を積み重ねながら、自立に向けた力を少しずつ育んでいきます。

久々のポスト投函
自分の言葉で、自分の色で
このメンバーさんは、日頃からプログラミングや図形・デザイン制作にも意欲的に取り組まれています。独学で学んだ知識を活かして、図形やデザイン作品を制作されており、その作品の一つが今回、事業所パンフレットの表紙デザインとして採用されました。
自分の作品が実際の形となって活用される経験は、大きな達成感や自信につながります。
就労開始間もない頃は、職員からの問いかけに短い返答で応じられることが多く、ご自身から発言される機会も限られていました。また、制作される作品もモノクロを中心とした落ち着いた色使いが多く見られていました。
しかし、日々の活動やコミュニケーションを積み重ねる中で、ご自身の好きなことや作品へのこだわりを少しずつ言葉で伝えてくださるようになりました。デザイン面でも色彩豊かな作品が増え、以前より表現の幅が広がっていることを感じます。
好きなことや得意なことを活かした成功体験が、「次も挑戦してみよう」という前向きな気持ちを育ててくれています。

彩り豊かなプログラミングでの図形アート
少しずつ広がるできること
利用開始当初は、外出や人との関わりに強い緊張感があり、自宅での作業が中心でした。しかし、日々の作業やコミュニケーションを積み重ねる中で、少しずつ活動の幅が広がっています。
現在では、日常の中で外出することがルーティンになっており、一人での通所を継続しながら、自分の考えや好きなことを以前より自然に伝えられるようになり、新しいことにも挑戦されています。
今回の買い物体験も、その前向きな挑戦の一つでした。
おわりに
「できるかもしれない」そんな小さな気持ちの変化が、自立への大きな一歩になることがあります。ひふみよベース天文館では、一人ひとりのペースを大切にしながら、得意なことや好きなことを活かした挑戦を応援しています。
これからも様々な経験を通して、自信につながる機会を一緒に作っていきたいと思います!



